ギター講師の松尾です。
以前のブログに載せた、「コードアルペジオ」の具体的な練習方法です。

ポップスや、ジャズでよく出てくる次のコード進行で練習をしてみましょう!
Cmaj7 – Am7 – Dm7 – G7  (資料1番参考) Guitar Chord Arpeggio
このコード進行にあわせて、コードアルペジオを弾きます。
うまく次の小節のコードトーンにつなげられるように練習しましょう!
何回も弾いてしっかりフレット上のポジションを憶えましょう。

メジャースケールの中でコードごとに合う音が、
見取り図のようにフレット上で見えるようになるまで頑張ります!

フレット上に見取り図が描けるようになったら、自分でコードバッキングなどのカラオケを作成して、コードごとのアルペジオの音を合わせて弾きます。
音を伸ばしたり、ブレスを入れたり、リズムを変えたりしてコードアルペジオを自然なメロディにするのです。

いつもルート音から始めるのは、なしにしましょうね!
声をだして歌うようにメロディを作ります。(資料2番参考)

次に実際の曲にあわせてコードアルペジオを練習します。
今回はジャズのスタンダードの(枯葉)です。
コード進行にあわせて、コードトーンを弾きます。 スムーズな音のつながりができるようにしましょう。(参考資料Autumn Leaves) Autumn Leaves Chord Arpeggio

やっていくうちに、スケール上のどの音を弾けば、そのコード響きがでるかわかってきます。
また、慣れてきたら間の経過音を入れます
それは、枯葉では、Key Gm あるいは、Key Bb なので、
そのGマイナースケールと、Bbメジャーススケールの音です。
ドミナント7thコード(F7/D7/G7)では、もっといろいろな音が使えます。
(オルタードスケールや、HP5など、それはまた後日で!)

ただアドリブのフレーズを作るためには、ネタが必要です。
そのためには、やはり有名なギタリストのコピーをして参考にすることは大切です。
「枯葉」の演奏はたくさんあります。
いろいろなプレィヤーの演奏を聴いて参考にしましょう!

コードアルペジオをマスターすれば、どんなコード進行でもアドリブができます。
特にスケールの選択に困ったときは、コードアルペジオの音を弾いてメロを作ります。
ただ、特殊なコードが出てきた時はそのコードにもアルペジオがあります。 (Dim / aug / 分数コードなど) これもまた後日で!
でも1小節くらいでしたら、その曲に合うスケールを弾き続ければスルーできることも多々あります。 とにかくいろいろやってみることですね。がんばってください!

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