前回は「Fの省略した押さえ方」を説明しましたが、今回は「セーハでのFの押さえ方」のコツについてです。下の写真は6本すべての弦が鳴るような「F」の押さえ方です。

押さえる弦と指の使い方は以下の図の通りです。(一番下が太い6弦です)

押さえ方のコツは、左手の指の使い方にあります。

親指はしっかり、ネックの後ろから支えます。
人差し指は、指の内側の部分ではなく親指側の横の部分で押さえます。
指を少し横にした感じですね。(下の絵を参考)

中指はフレットに対して90度で上からしっかり押さえて、薬指と小指は、中心の中指に向かっていく感じで押さえます。この3本の指はしっかり、第一関節をまげて指の先で押さえるべき弦のみを上からしっかり押さえます。

左手の形はネックがないと下の写真のようになります。

ペットボトルを持った時のように、「手のひらは内側にまるまった状態」になります。
(ネックに手のひらは接触していません)
親指とほかの4本の指でネックをしっかりはさんでいます。

以上が「セーハでのFの押さえ方」のコツです。
「Fコード」のいい音が出るようになれば、ほとんどのコードを押さえることが可能になります!まさに「Fの壁を乗り越える!」と、ギターが上達すると思います。
がんばって練習してみてください!

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